「せっかく有料テーマのSWELLを買ったのに、PageSpeed Insightsのスコアが真っ赤(30点台など)…」
「良かれと思って入れたプラグインのせいで、表示が崩れたり、管理画面が重くて記事が書けない…」
そんな悩み、抱えていませんか?
大丈夫です。その悩みは、あなただけではありません。多くのSWELLユーザーが通る道です。
SWELLは元々、WordPressテーマの中でもトップクラスの表示速度と機能を誇ります。それなのに重くなってしまう原因の9割は、**「機能の重複(被り)」と「足しすぎたプラグイン」**にあります。
この記事では、月収100万超えのブログを運営し、技術者としても裏側を知り尽くした私が、**「SWELL本来の速さを取り戻し、SEOで勝てるサイトにするための最適解」**を提示します。
難しいコードは書きません。この記事の手順通りに進めれば、あなたのブログは生まれ変わります。
この記事のゴール
この記事を読み終えて作業を完了すると、以下の状態になります。
- 重さの原因だった「不要なプラグイン」がきれいに消える
- SWELLと相性の良い「最小限のプラグイン構成」が整う
- SWELL標準の「高速化設定」を、不具合なく安全に設定できる
- 結果として、サイト表示速度が改善し、読者とGoogleからの評価が上がる
結論:SWELL最適化は「プラグインを増やす」ではなく「重複を消してSWELL設定を入れる」
まず、マインドセットを変えてください。
サイトを速くするために「高速化プラグイン」を追加しようとしていませんか? それは逆効果です。
SWELLは、高性能なスポーツカーのようなものです。
そこに「後付けのエンジン(高速化プラグイン)」や「派手な装飾パーツ(機能プラグイン)」をベタベタ貼り付ければ、車体は重くなり、最悪の場合エンスト(不具合)を起こします。
SWELL最適化の鉄則は**「引き算」**です。
SWELLが標準で持っている機能は、プラグイン側を削除する。これだけでサイトは劇的に軽くなります。
SWELLで入れるべきプラグイン最小セット(迷ったらこれだけ)
まずは「これだけあれば戦える」という最小構成を紹介します。
あれもこれも入れたくなりますが、**用途ごとに「どれか1つ」**が大原則です。
用途別おすすめプラグイン表
| 用途 | おすすめプラグイン | 推奨度 | 選定理由 |
| SEO対策 | SEO SIMPLE PACK | 必須 | SWELL開発者が制作。SWELLと完全に一体化し、超軽量。これ一択。 |
| バックアップ | UpdraftPlus | 必須 | 設定変更で事故った時の命綱。復元が簡単。 |
| セキュリティ | Wordfence (またはSiteGuard) | 必須 | 攻撃からサイトを守る。どれか1つ入れればOK。 |
| フォーム | Contact Form 7 | 必須 | 定番。Googleフォームで代用するなら不要だが、信頼性のために推奨。 |
| サイトマップ | XML Sitemaps | 任意 | SEO SIMPLE PACKにはXML生成機能がないため、サーチコンソール用に導入推奨。 |
| 画像圧縮 | 不要 (またはEWWW) | 三角 | 基本はアップロード前に圧縮すべき。サーバー圧迫を防ぐなら入れても良いが、SWELL設定と被る機能はOFFにする必要あり。 |
解説
- SEO対策: 他のテーマで有名な
All in One SEOやYoast SEOは、SWELLには多機能すぎて重いです。SWELLにはSEO SIMPLE PACKが最強の相棒です。 - 重複禁止: 例えば「SEO SIMPLE PACK」を入れているのに「All in One SEO」も入れている状態は、絶対にNGです。不具合の元です。
削除候補(SWELLと被りやすいプラグイン)—ここが一番効く
ここが最大の高速化ポイントです。
以下のプラグインが入っていたら、SWELLの標準機能と「機能が被って」います。これらを削除することで、スクリプトの読み込みが減り、サイトが軽くなります。
1. 確実に削除(SWELL標準機能で代用可能)
- Table of Contents Plus (目次) → SWELLは目次を自動生成できます。
- WordPress Popular Posts (人気記事) → SWELLウィジェットで高機能なランキングが作れます。
- Lazy Load系 (画像の遅延読み込み) → SWELL本体に強力なLazy Load機能があります。
- AddQuicktag (装飾) → SWELLの「ブロックパターン」や「スタイル」で十分対応できます。
- Speech Bubble (吹き出し) → SWELLの吹き出しブロックの方が使いやすく軽量です。
2. 特に取り扱い注意(高速化・キャッシュ系)
- Autoptimize
- WP Super Cache / W3 Total Cache
- Flying Scripts
これらは**「上級者向け」かつ「SWELLと機能が衝突しやすい」プラグインです。
SWELLの「高速化設定」を使うなら、これらは原則として不要(削除)**です。
※ 下手に併用すると、デザイン崩れや「画面が真っ白になる」原因になります。
最短で成果を出すロードマップ(この順番でやれば事故らない)
いきなり削除ボタンを押すのは怖いはずです。
プロも実践する「事故らない手順」で進めましょう。
Step1 バックアップを取る(必須)
作業前に必ず UpdraftPlus などでバックアップを取ってください。「データベース」と「テーマ・プラグイン」のバックアップがあれば、何があっても元の状態に戻せます。
Step2 プラグイン棚卸し
ダッシュボードの「プラグイン」を開き、以下の4つに脳内で分類します。
- A:必須(SEO SIMPLE PACKなど)
- B:機能被り(目次、キャッシュ系など)
- C:使っていない(昔入れたままのもの)
- D:不明(何のためのものか分からない)
Step3 まず「無効化」→確認→「削除」
- BとCのプラグインを「無効化(停止)」にする。
- シークレットモード(キャッシュのないブラウザ)で自分のブログを確認する。
- デザイン崩れやエラーがなければ、そのまま「削除」する。
- ※もし崩れたら、「有効化」に戻せば直ります。
SWELL設定(高速化)が本丸—この順で入れる
不要なプラグインを捨てて身軽になったら、SWELL本体の高速化スイッチを入れます。
ダッシュボードの [SWELL設定] > [高速化] メニューを開いてください。
ここには多くの設定がありますが、「効果が高く、リスクが低い順」に設定するのがコツです。
1)キャッシュ機能(最優先・リスク低)
以下の項目にチェックを入れます。これらは基本ONでOKです。
- [キャッシュ機能]
- ヘッダーをキャッシュする
- サイドバーをキャッシュする
- 下部固定メニューをキャッシュする
- スマホ開閉メニューをキャッシュする
- [ブログカード]
- ブログカードのキャッシュ期間(30日程度でOK)
【解説】
一度作ったパーツを保存しておき、2回目以降の表示を速くする機能です。ここでのトラブルは少ないです。
2)ファイルの読み込み(次に効く・リスク中)
- [ファイルの読み込み]
- SWELLのCSSをインラインで読み込む:ON
- フッターのCSSを遅延読み込みさせる:ON
- [遅延読み込み機能]
- コンテンツのLazyLoad(画像等の遅延読み込み):推奨(使用する)
- ※もし
EWWW Image OptimizerなどのプラグインでLazyLoadを使っている場合は、**どちらか一方(基本はSWELL側)**にしてください。
- ※もし
- コンテンツのLazyLoad(画像等の遅延読み込み):推奨(使用する)
3)スクリプトの遅延読み込み(上級・効果絶大だがリスク高)
一番下にある「スクリプトの遅延読み込み」。これは諸刃の剣ですが、使いこなせば爆速になります。
「指定したJavaScriptを、ユーザーがスクロールするまで読み込まない」という機能です。
【設定手順】
- 「遅延読み込み対象にするスクリプトのキーワード」に以下を入力して試す。
twitter.com(Xの埋め込み)instagram.com(インスタの埋め込み)adsbygoogle(アドセンス広告)
- 【注意】 Googleアナリティクスやサーチコンソールのコードを含めると、計測漏れが起きることがあります。初心者のうちは、SNS埋め込みと広告程度に留めるのが無難です。
カスタマイザー側で体感を上げる(ページ遷移系)
次に [外観] > [カスタマイズ] > [高度な設定] > [高速化] を確認します。
- ページ遷移高速化 (PJAX)
- これは「ページを切り替える時の体感速度」を上げる機能です。
- おすすめ: 「Prefetch」を使用する。
- 注意: 「Pjax」は爆速になりますが、Googleアドセンスや一部のプラグインと相性が悪く、広告が表示されなくなることがあります。自信がない場合は「Prefetch」か「使用しない」でOKです。
画像とフォントが遅い人の典型—ここを外すとLCPで詰む
プラグイン整理とSWELL設定をしても遅い場合、犯人は99%「画像」です。
1. 画像サイズを見直す
スマホで撮った写真(3MB〜5MB)をそのままアップしていませんか?
ブログ用の画像は、横幅1000px〜1200px、容量は200KB以下が目安です。
「Squoosh」などの無料ツールでリサイズ・圧縮してからアップロードする癖をつけましょう。
2. WebP(ウェッピー)を使う
JPEGやPNGよりも軽い「WebP」形式を使いましょう。
SWELL自体に変換機能はありませんが、アップロード時にWebPに変換してくれるプラグイン(例:Converter for Media)を使うか、最初からWebPで保存してアップしましょう。
3. Webフォントを使いすぎない
カスタマイザーで「Noto Sans JP」などのWebフォントを設定すると、見た目は美しいですが、読み込みは遅くなります。
速度最優先なら、フォント設定は「OS標準フォント(遊ゴシックなど)」にするのが正解です。
計測と検証(収益につなげる見方)
設定が終わったら検証です。
- PageSpeed Insights (PSI)
- URLを入力して計測します。
- モバイルで50点〜70点、PCで90点以上出ていれば合格点です。
- 100点を目指す必要はありません。ユーザーがストレスなく読めればOKです。
- シークレットモードで実機確認
- 自分のスマホでサイトを開き、体感速度を確認します。
- 表示崩れがないか、メニューが開くか、目次が動くかをチェックします。
【重要指標】
- LCP (Largest Contentful Paint): メインのコンテンツが表示されるまでの時間。2.5秒以内なら優秀。
- CLS (Cumulative Layout Shift): 読み込み中に画面がガクッとズレる現象。これはSWELLの「画像サイズ(width/height)指定」機能が守ってくれます。
よくある失敗と回避策(事故パターンを潰す)
最後に、よくある失敗例を共有します。これさえ避ければ安全です。
- × 高速化プラグインの多重がけ: 「Autoptimize」と「SWELL遅延読み込み」を同時に使うと、JSエラーでメニューが開かなくなったりします。SWELL設定を優先しましょう。
- × アドセンスが消えた: 「スクリプトの遅延読み込み」にアドセンスコードを含めると、スクロールするまで広告が出ません(収益減)。インプレッション収益を狙うなら遅延させない方が良い場合もあります。
- × キャッシュの消し忘れ: デザインを変更したのに反映されない時は、SWELL管理バーの「キャッシュクリア」を押してください。
まとめ
SWELLの最適化は、何かを「足す」ことではありません。
SWELLの高性能さを信じて、邪魔なものを「引く」作業です。
- プラグインの断捨離を行う(機能被りを排除)
- SWELL設定の「キャッシュ」と「遅延読み込み」をONにする
- 画像サイズを小さくしてからアップする
この3つを徹底するだけで、あなたのサイトは確実に速くなり、読者の離脱が減ります。それはつまり、SEO順位の上昇と収益アップに直結します。
さあ、今すぐダッシュボードを開いて、不要なプラグインの「無効化」から始めましょう。
もし迷ったら、この記事の「おすすめプラグイン表」に戻って確認してください。あなたのサイトが生まれ変わるのを応援しています!
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